ワイドショーが藤井聡太を話題にし始めたのは1年ほど前だった。<最年少プロ棋士誕生!14歳2か月中学生「羽生善治三冠と戦ってみたいです」>(日本テレビ系「スッキリ!!」)と取り上げた。羽生三冠は「これから棋士として注目を集めることになると思いますが、それを乗り越えて歴史に名を残す棋士になることを期待しています」と語っていたが、その後の活躍は羽生名人が期待した以上だった。
12月24日(2016年)にひふみん加藤一二三とプロとしての公式戦初対局して勝ち、その後も勝ち続けて連勝記録を29と更新した。棋王戦で中学生初のタイトル獲得なるかと注目されたが、挑戦者決定トーナメント2回戦で豊島将之八段に敗れ可能性が消滅した。きょう3日(2017年9月)もNHK杯2回戦で森内俊之九段に勝ち、通算成績は39勝5敗となった。NHK・Eテレはこの対局を異例の生放送した。(テレビウォッチ編集部)