Jアラートに反応さまざま...丈夫な建物どこにある? とまどいの声も

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   日本上空を飛び越えた北朝鮮のミサイル発射に人々はどう行動したのか。「Jアラートが発信されてから通過までわずか5分でした」と、キャスターの菊川怜が各地の反応を伝えた。

   JR東日本はきのう29日(2017年8月)朝、東北、上越、秋田、山形の各新幹線と在来線の一部を一時止めた。首都圏の列車も一時停止した。思わぬ事態にSNSには投稿が相次いだ。

   福島県郡山市では子どもたちが保護者同伴で登校、東北の釜石市からはバイクを停めて防災無線の警報に聞きいる男性の映像、新潟県五泉市で合宿中の明大応援部の学生たちがすぐに反応して「やばい、やばい」と言いながら建物に避難した。

防災無線鳴らないトラブルも

   一方で、函館朝市で開店準備中にスタッフと情報収集を急ぐ女性店員は「頑丈な建物と言われてもないし」ととまどいを隠せない。「丈夫な建物がどこにあるかわからず、テレビを見ていた」(郡山市の男性)、「気づかずに寝ていました」(水戸市の男性)といった人も少なくなかったらしい。福島県葛尾村ではJアラートと連動するはずの防災無線が鳴らなかった。こうしたトラブルが16市町村で起きたという。

   司会の笠井信輔「改善が必要ですね」

   政府は危機感を強調するが、人々がとっさにできる対応策がごく少ない現状も浮き彫りになった。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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