北朝鮮弾道ミサイル、日本またぎ2700キロ飛行 Jアラートのインパクトある画面に驚き!

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   けさ(2017年8月29日)6時ごろ、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射した。平壌近辺の順安から打ち出され、6時7分に北海道の襟裳岬上空を通過し、5分後の6時12分に東方1180キロの太平洋に落下した。日本国内には落下物がなく、船舶や航空機への被害もなかった。飛距離は2700キロ、高度550キロだった。

   政府は6時2分、Jアラート(全国瞬時警報システム)を発表し、テレビでも速報された。ミサイル落下の危険性のある対象地域には携帯電話で通知された。東京にはなかった。列車では北海道、東北、上越、北陸新幹線と、北海道、東北、関東の在来線、私鉄が多数一時運転見合わせ、北海道函館、岩手県滝沢市、秋田県羽後町、長野県伊那市などでは防災無線でサイレンを鳴らし「厳重な建物に入り注意してください」とアナウンスしたところもあった。

   市民の反応はどうだったのか。札幌市のタクシー運転手は「(異変は)なにも今のところはありません」、函館の中年女性は「待っているだけで、どうにもならないという感じがだんだんしてきて、かなり怖い」、青森市の中年女性は「Jアラートが鳴ったのは分かりました。でも、(その時は)普通にしていました」などと話していた。安全のために休校したり、授業時間を繰り下げた学校もあった。

   司会の国分太一「僕たちはJアラートというものを初めてテレビで見ましたが、免疫がついていないためか、怖いと思いました」

   倉田真由美(漫画家)「もの凄い恐怖ですよね。(黒地に白抜きの)独特な画面で、あれぐらいインパクトがないと注目されないんでしょうね」

   堀尾正明アナ「6時2分にJアラートが発表され、6時7分に北海道に来ている。5分で何ができるのか。これからの課題ですよね」

グアムに行かなかったのはなぜ?

   古谷有美アナ「先日にはグアム周辺を目指し、島根、広島、愛媛、高知の上空を名指ししていましたが、今回は北海道に行きましたが、それはなぜですか」

   金沢工業大学虎ノ門大学院の伊藤俊幸教授は「私はグアムに行くとは思っていませんでした。これ(北海道方面)はあると思っていました。いずれにせよ、実験したいんです」と話していた。

   北朝鮮の思惑で右往左往するのは勘弁してほしい。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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