北海道・釧路の海岸に若い女性の遺体 行方不明の中国人女性か?

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   北海道を一人で旅行中に行方不明になっている中国人女性とみられる若い女性の遺体が27日(2017年8月)朝、釧路市内の海岸で発見された。北海道警では身元の確認を急ぐとともに事件、事故、自殺いずれの可能性も含めて捜査している。

   波打ち際に浮いている若い女性の遺体を発見したのは同市内に住む男性で、海岸を散歩して見つけた。「服装も若かったし、騒動になっている中国人の女性だなとピンと来た。時間が経っているとは見えなかった。顔もちゃんとしていた」という。

   一方、行方が分からなくなっているのは、中国人女性の危秋潔さん(26)。中国の教員採用試験に合格し小学校での正式採用が決まり、9月から教員の道を歩むはずだった。教育実習先の校長も「彼女はとても優秀で自分の生活をとても愛していた。とにかく正式に教員になれたことをすごく喜んでいた」と話している。

   その危さんが来日し、函館に到着したのは7月18日。20日には札幌へ向かい、市内のゲストハウスに到着し、25日までの5日分の宿泊料金の支払いを済ませた。ゲストハウスのオーナーによると、「旅慣れた感じで明るくて、いなくなるとかそんな感じでは全くなかった」。

   オーナーが危さんを最後に目撃したのは22日朝。スーツケースを部屋に残し外出する危さんの様子について「小さなショルダーバックと紙袋を持っていましたね。荷物が少ないので友達に会いに行くのかなとチラッと思った。遠出する感じではなかった」という。

23日から足取り途絶えた

   ところが危さんは予定を変更したのか22日、バスで釧路まで移動し、JR釧路駅前のバスターミナルの防犯カメラによく似た女性の映像が映っていた。翌23日に釧路市内の防犯カメラに危さんとみられる映像が映っていたのを最後に、足取りはプッツリと途絶えていた。

   こうしてみると、就職前の気ままな一人旅という印象で自殺の可能性は薄そうだが、気になるのは残されたスーツケースに両親への感謝の文章があったこと。

   羽鳥慎一キャスターによると、「警察は今のところ自殺か事故の可能性が高く、事件性は薄いとみているようです」という。

   コメンテーターの住田裕子(弁護士)は「両親への感謝がどういう意図なのか。一番嘆き悲しんでいるのは両親。事件か事故か、自殺の可能性も含めてきちっと捜査してほしい」と話している。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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