北海道・積丹町で8月16日(2017年)、小学校2年生の男児が砂浜で両足をやけどする事故が起きた。男児の応急手当をした近所の「温泉旅館・北都」の福岡美沙さんによると、男児は火のついた炭を踏んでいて、バーベキューのあと、そのまま砂を被せただけで放置されたようだ。
「ビビット」が男児がやけどをした茅ヶ崎海岸に出かけてみると、砂浜のいたるところに使用済みの炭が落ちている。地元の海水浴客は「熱いかどうかわからないので、子供は抱いて移動している」「波打ち際までビーチサンダルを履かせている」などと話す。
砂かけても中に種火
バーベキューの使用済み燃料の処分はどこでも悩みの種のようで、神奈川県横須賀市の無人島・猿島のバーベキュー場は、使い終わった炭は各自で処理するのではなく、レンタル機材とともにそのまま返却してもらい、運営スタッフが処理している。
司会の小倉智昭「炭はなかなか消えませんからねえ」
日本バーベキュー協会の下城民夫会長は「炭は表面だけ消しても中の火種が消えずに残っていることが多い」として、火消しツボに入れてフタをする、水の入ったバケツで1つずつ消すなど徹底的に処理してほしいという。
ニュースデスクの笠井信輔アナが「炭は木だから土に返るなんて思ったら大間違いです」
小倉「でも、バーベキューにわざわざ火消しツボもって行く人は少ないでしょうねえ」
湯気が出なくなるまで水をかけることである。
文
バルバス| 似顔絵 池田マコト