失踪し保護されたゾウガメ「アブー」に誘拐の疑い 自力では登れない崖の上にいた!

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   岡山・玉野市の渋川動物公園から失踪し2週間後に保護されたアルダブラゾウガメの「アブー」に誘拐だった疑いが出てきたと野上慎平アナが『ショーアップ』のコーナーで伝えた。

   誘拐を疑う根拠は、体の大きいゾウガメが登れない崖の上で発見されたこと。リポーターの原元美紀が現地を取材したところ、発見された場所は、動物公園から150メートルほど離れた丘の上の雑木林の中。

   丘の周囲はコンクリートでできた側溝や傾斜のキツイ崖になっており、ゾウガメが登るにはムリ。宮本純男園長は「この崖を上るのは羽根でもない限りムリで、ミステリーだ」と首をひねる。

   さらに他にもナゾがあった。失踪当時はくすんでいたゾウガメの甲羅がきれいに磨かれていたこと。またゾウガメは、夏になると糞の量が多いはずが、保護されたあと5日間に糞をしたのは一度だけだった。

   宮本園長は「消化の良い果物、例えばリンゴなどを誰かに与えられ食べていたのではないか」と誘拐説をとる。

   ただし無事に戻ったことで、ゾウガメが園から出て道を歩いているところを誰かに発見され、しばらく飼ってみたが、手に負えず丘に放置したのではないかと推理されている。

   スタジオでも無事に戻ってきたことについて弁護士の住田裕子は「消化の良いものを食べさせられ、甲羅もきれいに磨かれてよかったじゃないですか」。

第一発見者を疑うゲスな投稿も

   ところがこんな寛容な人ばかりではなかった。この誘拐騒ぎに対しネット上では50万円をもらった第一発見者の「自作自演ではないか」などと、誘拐犯を疑うえげつない投稿が相次いでいるのだ。

   失踪で皆がゾウガメを探しているなかに第一発見者の親子の姿も写真に映っており、宮本園長は「それは絶対あり得ない。発見者の親子に疑いの目が向けられて申し訳ない」と話しているという。

文   モンブラン
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