NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の20日(2017年8月)放送の第33話で、嫌われ役を引き受けて直虎を陰で支え続ける高橋一生演じる小野政次が処刑される。このときも、徳川家康の命を狙ったと濡れ衣を着せられた直虎を救うため、自ら捕えられ静かにほほ笑みながら磔となる。最後までかっこよくて悲しい高橋の政次だ。
政次ロスで心配な視聴率急落
「直虎」は16・9%と大河ドラマとしては低い視聴率でスタートし、いつひとケタ台に転落してもおかしくない低迷を続けている。地味なストーリーと柴咲コウの一本調子の芝居下手が原因のようだが、それをなんとか支えているのが高橋人気だ。ここ数話は「実質的な主役」ともいれる重要な役どころで、高橋の悲しい芝居が楽しみという大河ファンが多い。
ドラマを引っ張ってきた高橋が殺されてしまったら、いよいよ大河ドラマ離れが広がらないか。政次ロスで視聴率急落が心配だ。(テレビウォッチ編集部)