NHKは来年(2018年)の正月時代劇として、みなもと太郎の歴史ギャグ漫画「風雲児たち~蘭学革命篇」を三谷幸喜の脚本で制作すると発表した。1月初旬に放送予定。
「風雲児たち」は40年近く続く人気連載漫画で、江戸時代の実在の人物を主人公に「もう一つの日本史」をギャグ仕立てで描いている。蘭学革命篇は西洋医学書「ターヘル・アナトミア」を「蘭学事始」として和訳した杉田玄白、前野良沢の確執が物語の中心で、杉田を新納慎也、前野を片岡愛之助が演じる。ほかに、平賀源内役に山本耕史、田沼意次に草刈正雄と、やはり三谷が脚本を担当したNHK大河ドラマ「真田丸」の出演者が勢揃いする。
みなもとファンにとっては、漫画のあの破天荒な歴史解釈がどんなドラマになるのか楽しみだ。(テレビウォッチ編集部)