台風一過の次は「スーパー猛暑」。東京でもきょう(2017年8月9日)の最高気温は37度の予報で、寝苦しい夜になりそうだ。番組は熱帯夜を乗り切る「エアコン快眠術」を紹介した。
2015年8月の東京23区内の調査では、熱中症による死亡数は日中が14人、夜間も14人だが、うち屋内の死亡者の90.3%がエアコンを使用していなかった。
司会の国分太一「エアコン、苦手の人も多いですからね」
そこで、吉田明世アナが東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身医師に聞いた。まず「寝ている時もエアコンはつけっ放しでいいのか」という質問。途中、切るという人もいるが、梶本医師によると、「タイマーはNG、24時間つけっ放しのほうがOK」ということだ。
日中の熱が建物に畜えられて、エアコンを切ると、部屋の温度が上がり、就寝中は「危険」のセンサー機能が感知できないので、そのまま死亡した例もある。
温度はどれくらいがいいのか。筋肉や脂肪によって違うが、男性25~26度、女性は26から27度が快適。
扇風機を併用して空気を循環
扇風機はエアコンとの併用がベストで、部屋内の空気の循環のため、天井に向けて首振りをするのがいい。ずっと体の一部に当てていると自律神経が乱れるという。
エアコンをつけっ放しで朝起きて「体がだるい」という人がいるが、原因は冷えすぎなので、掛け布団をしっかり掛けること。首から上は冷やし、下半身は温めると寝付きがいい。喉が痛いという人はマスクを着用するといい。
吉田「きょうは夜中も27度から28度と熱帯夜の予報です。是非参考にして下さい」