車のボンネットにコーン、タイヤロックのネット画像 コンビニの自作自演だった!

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   乗用車のボンネットにコーンを立てて「ご利用者以外駐車禁止」、タイヤにもロックをかけた写真を、コンビニがSNSに載せた。長時間無断駐車対策だと誰でもわかる。たちまち「やりすぎだ」など非難の書き込みが殺到したが、どうやらコンビニは一枚上手だったようだ。

   これをやったのは、東京・府中市のコンビニ「ミニストップ」。4日(2017年8月)、ツイッターに写真を載せた。「駐禁マーク」、後輪タイヤにはロック、手書きの大きな張り紙には「タイヤロック中」「外してほしかったら4万ください」と確かに挑戦的。

スタジアムのイベント時に長時間駐車増える

   店には数台の駐車スペースがあるが、味の素スタジアムから700メートルほどで、スタジアムでイベントがあると、長時間駐車が増えるのだという。スタジアム周辺には、50カ所以上、500台くらいの駐車場はあるのだが、イベントがあると料金が高くなったりする。そこでコンビニの駐車場に無断で長時間駐車、ということになるらしい。

   業を煮やしたコンビニがかましたパンチというわけだが、たちまち「やりすぎだ」「気持ちはわかる」と賛否両論が殺到。ミニストップは7日、文書で謝罪したのだが、ここからが愉快。実は写真の車は店の車で、警告の効果を上げるために作った写真だったと明かしたのだ。見事な肩透かし。効果てきめん。

   もともとこのコンビニでは、車内での仮眠、待ち合わせ、駐車して別の場所への移動、30分以上の駐車を「ご遠慮願います」という張り紙を、警察、スタジアムとの連名で作っていた。そこにはやや小さな字で、「従わない場合には、車にタイヤロックをかけ、罰金3万円」ともあった。

   それを実行したというわけだが、店が用意した車を、道路に面した場所に置き、これ見よがしに張り紙をして、さらにSNSで拡散という次第だった。車は6日に撤去したという。

司会の加藤浩次「店の気持ちもわかる」

飯田泰之(経済学者)「一種のカカシですよね。効果を狙ったというより、キレちゃったのでは?」

近藤春菜(お笑い芸人)「駐車場はコンビニの中にいる間だけ停めるもの。私がコンビニの店長だったら、これくらいやるかな」

加藤「批判があると、やりすぎだという空気になってしまう。これがカカシだとしたら、無断利用者はカラスか」(笑)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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