「激安贅沢コピー品」を売り込むラインメッセージが新たに広がっている。怪しいアカウントが大量に飛びかい「真夜中にたたき起こされた」「うっとうしい」と迷惑がる声があがる。これはなんなのか。
「とくダネ!」は先週(2017年8月)からやり取りを続けてみた。先週は1人だった送り手が、今週は5人に増えた。朝からたどたどしい日本語で品物購入の意思を確認してくる「新人バイトのミキ」や、スタンプを活用する「キコ」、営業マン風の「王さん」も登場。2ついっしょなら安くする、朝までに買えば送料無料というのもある。しかし、使われる画像や振込先は共通点が多かった。
香港の無関係な電話番号ばかり
送られてきた香港の電話番号に電話すると「知らないよ」「うちは生産していない」「こちらは中国銀行香港支店です」などと、すべて無関係だった。もう一度問い合わせたら「これしかない、ひまなら行けば、変態」と返ってきた。
阿部悦子リポーター「謎が多すぎるアカウントです。一人二役ありきかも」
ITジャーナリストの三上洋氏は「日本を狙う、ラインに精通した犯罪。いまのところ、被害は確認されていないので、もしかすると実験的な試行錯誤で、もうかるなら、さらにやるということかもしれない」という。100人単位でバイトを集めてやっている可能性もある。
司会の小倉智昭「何が何でも取り込んでやろうという気持ちが現れています。カード番号やセキュリティ番号を提供したら大変なことになりますよ」
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あっちゃん| 似顔絵 池田マコト