休みの3日間をどう過ごすか
週休3日になると収入が減ってしまうことが多く、増えた休みを活用して副業でカバーする人も出てきている。働き方を研究している中央大の佐藤博樹教授はこんな指摘をする。「毎日10時間と拘束度が高くなると、ストレスも高くなります。休憩も含めると11時間拘束、通勤の往復2時間を入れると13時間ですよね。平日のゆとりがすごく少なくなります。8時間5日働く人たちの残業前提の働き方がどうなるか。普通の働き方改革を週休3日制が阻害する可能性があります」
武田真一キャスター「週休3日制を導入する企業はまだ少ないですが、働き方改革の起爆剤になれますかね」
人事コンサルタントの西村創一朗さん「間違いなく『なる』と思います。週休3日制は『一日休養』『一日教養』、そして『一日活用』ということで、インプットしていたものをさらにアウトプットしていく。そういったことが広がっていくんじゃないかと思います」
理想通りうまくいくかどうか。週休3日制は職種や地域が限られるのではないか。