内閣改造で注目される女性議員ナンバーワンは野田聖子氏 支持率回復には疑問

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   「いよいよ、内閣改造が明日(2017年8月3日)に迫りました。政治のプロがあげる女性有力候補とは誰でしょうか」と堀尾正明アナが問い掛ける。

   「ビビット」は政治のプロとしてジャーナリストの田原総一朗、政治アナリストの伊藤惇夫、政治評論家の有馬晴海、流通経済大教授の龍崎孝の4氏に意見を聞いた。

支持率急落の原因は安倍首相本人

   まず、安倍内閣の支持率急落の原因となった人物は誰かと尋ねた。ワースト3は稲田朋美前防衛相。理由は「なんで日本の防衛問題についてあんなに何も知らないのか」(田原)、「防衛大臣としてどうかな、とずっと続いてきて国民の信頼を失わせることになった」(龍崎)

   続いてワースト2は安倍昭恵夫人だ。「首相の夫人としては、あまりにも軽率な行動が多過ぎる。森友学園問題ではフェイスブックで否定しただけで、公の前で一度も説明していない」(伊藤)、「森友学園問題では、国民からみれば安倍夫人を中心とした疑惑があったと見えた」(龍崎)と厳しい。

   ワースト1は安倍晋三首相本人。「安倍1強という中で安倍首相自身が、ある種のおごりみたいなものを身に着けてしまった」(伊藤)、「1強が長く続き過ぎて、緊張感がなくなって、神経がたるんだ」(田原)

   さて、明日の改造で注目される女性議員は誰かと聞くと、4人とも同じ名前をあげた。その名は「野田聖子」。当選8回、小渕内閣では閣僚史上最年少の37歳で郵政大臣に抜擢された。安倍首相とは距離を置いているが「対立関係にあるけれども、そういう人もある程度受け止めていくことが必要だ」(有馬)、「野田さんは面白いが、安倍さんが選ぶかどうか。(田原)とみる。

   司会の国分太一「野田さん以外の名前はありますか」

   有馬「参院の三原じゅん子議員の名前も出ていますが、まだ経験が浅いので、国会答弁がどうかなと見られています」

   国分「女性議員を登用すると支持率が上がるという話もありますが」

   有馬「今回の落ち込みは首相自身に問題があるので、女性登用は直接関係はありませんが、絵図的にも女性を入れたいという思いがあると思います」

   支持率V回復、期待できるのか。どうやら難しそうだ。

文   一ツ石
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