歩きスマホ狙う当たり屋にご用心! わざとぶつかり、治療費・補償費要求する悪い奴らが増えている

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   今や当たり前の社会現象になっている「歩きスマホ」を狙う、新手の犯罪が増えているという。わざとぶつかってスマホを落とし、「壊れた」、「体が痛い」などと金銭を要求する「当たり屋」がいるのだ。

   実際に被害にあったという30代の男性の話は、こうだ。歩いていて、着信があったので、画面を見ていたら、若い男性とぶつかった。「すいません」と歩いていると、肩を掴まれて、「肩が痛い」と治療費を要求。「お前は金を払うことになるんだ」と脅され続けたという。

   東京消防庁の調べでは、歩きスマホなどによる救急搬送の数は、過去5年間三十数人で推移していたのが、昨年は50人だった。その約半数の45.6%が、人や物にぶつかって怪我をしていた。

地図アプリ見ている人が狙われる

   「スッキリ!」が街で聞いても、歩きスマホをしたことがある、と答えたのは、30人中25人もいた。では、何を見ているのかというと、いちばん多かったのが、地図アプリでの検索だった。お店探し、道案内だ。25人中17人が「地図を見る」と答えた。

   スマホ当たり屋はそこを狙うのだという。ぶつかった時、もともと画面が割れていたスマホを落として、「割れた」と脅す。怖くなって金を払う。高くても1万円だと、セキュリティーの専門家は言う。

   加藤浩次も「地図アプリは見ますね」という。

   ウェンツ瑛士「当たり屋に関係なく、危ないことは確か。自分は見ないと、ポケットに入れて歩いていると、見ながら来る人を避けるのが大変。ちょっとの、がまんなのに」

   では実際に当たり屋に遭遇したら、どうすればいいか。菊地幸夫弁護士は、まず「歩行者同士がぶつかった時の責任は五分五分」という。だから、「修理費・治療費の領収書を見せてくれたら、その半額を払う」と伝える。さらに脅迫まがいになった場合は、警察にと。

   加藤「冷静なときはわかりますが、気の弱い人だと、その場で1万円となっちゃうかもしれない」

   ロバート・キャンベル「住所と職場を教えてはいけない」

   加藤「ぶつかるのは五分五分なんだということ。ちょっと立ち止まるだけでも違う」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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