笑顔で防衛省去った稲田朋美氏の心境は? 日報問題うやむやでほっとしたか

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   満面の笑顔だった。きのう31日(2017年8月1日)、PKOの日報問題で辞任した前防衛相の稲田朋美氏の離任式が行われた。花束を贈られ「皆さんに会えて本当によかった!みなさんは私の誇りです。これからも日本の安全保障のために一緒にがんばりましょう」と力強くあいさつし、手を振って防衛省を後にした。

   これをテレビで見た街中の女性たちはどう思ったのか。

   「なんか違うよね。なんで今笑顔なの? 今のまま辞めてしまえば、うやむやになってしまう」(50代会社員)、「は? という感じ。申し訳なかったという気持ちがあるんなら、笑顔をしたり手を振ったりすることはない」(50代看護師)、「うそでも泣いた方がよかったのかな」(40代パート)。一方「女性が防衛相をやるってすごいなと思ってみていたんですが、女性には難しいのかなと思ったりした」(50代パート)という声もあった。

   小池百合子都知事も防衛相の経験があるが、元海将で金沢工業大学大学院教授の伊藤俊幸さんは2人を比べて「小池さんは賢いというか、判断がもの凄くはやい。メディア対応でも修羅場をくぐっておられるなという感じがありました。稲田大臣は、そういう意味では修羅場をくぐられてなかった」と話す。

   稲田氏は去年(2016年)8月、ちょうど1年前に防衛相に就任した。当初から国会で野党に厳しく追及され、テレビ中継でも強張った表情ばかりだった。そのため、やっとほっとした、という気持ちだったかもしれない。

髪の毛ばっさり切った

   司会の国分太一「稲田さんは髪の毛もばっさり切って笑顔で心晴れやかな表情でしたね。でも色々な問題は、まだ解決していないんですよね」

   堀尾正明アナ「防衛大臣として資質を問われる言動を何度繰り返したことか。こんなお騒がせをした大臣はこれまでありませんでしたね」

   倉田真由美(漫画家)「アイドルの卒業コンサートみたい。日報問題にも謝罪がなかったですよね」

   堀尾「安倍首相にとっては、いま日報問題を議論されたくない。うやむやになることはマイナスではなく、むしろプラスになったのでは。笑顔の意味はそこにあるんじゃないかと思うんですよね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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