安倍首相の任命責任問われる「稲田防衛相辞任」かばい続けた1年

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   稲田朋美防衛相(58)はきょう28日(2017年)に辞任した。安倍首相の寵愛を受け、当選3期で行革担当相に抜擢され、その後も自民党政調会長、1年前には防衛相と異例のスピード出世を走り続けたが、再三にわたって言動が問題視されていた。

   陸上自衛隊トップの岡田俊哉陸上幕僚長と黒江哲郎防衛事務次官が相次いで辞任の意向を固めたため、追い詰められた稲田防衛相は8月3日に予定されている内閣改造までもたなかった。

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閉会中審査での集中砲火回避

   なぜこのタイミングでの辞表提出となったのか。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「特別防衛監察の公表結果を受けて、閉会中審査が来週行なわれる予定で、野党から集中砲火を浴びる恐れがある稲田防衛相を出席させないため」と見ている。

   今後は安倍首相の任命責任が野党から追及されそうだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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