バイオリン54丁など壊して逮捕 別居中に夫の家で、中国籍妻のすさまじい破壊行為

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   別居中に夫の住居に入り込んで楽器や家具を壊しまくったとして、中国籍の妻、河宮碧容疑者(34)がおととい25日(2017年7月)、住居侵入と器物損壊の疑いで警察に逮捕された。破壊行為は2014年の出来事で、被害の中には1丁5000万円するイタリア製をふくむバイオリン54丁もあり、すさまじいばかりの散乱状態を夫のノルウェー人男性(62)が撮影して動画をネットサイトに投稿していた。妻は中国などに行方をくらましていたが、帰国したところを捕まった。

被害総額は1億円余り

   この夫は名古屋の自宅兼工房で楽器の製作やメンテナンスをしており、画像によると、ほかにもチェロに穴が開き、ピアノには醤油がかけられ、ソファは刃物で切り裂かれ、カメラのレンズがひび割れていた。壁には「子どもと一緒にあそびに来ました。あなたの妻より」「警察さん:夫の家にあそびに来ました。泥棒ではありません。妻より」などとメッセージが書かれてあった。被害総額は1億590万円という。

   司会の加藤浩次「ちょっとひどいね」

   坂口孝則(経営コンサルタント)「バイオリンは作るのに1丁10年かかるといいますから540年分です。わざと価値が高い物を狙った可能性がある」

   夫婦は3年前から別居して離婚に向けて話し合っていた。妻は「家に入ったが、壊していない」と容疑を否認している。

   夫は「スッキリ!!」の問いにメールで「私は今、ショック状態にあります。過去300年のバイオリン史で、世界中どこにもなかった事件です。教訓となることを祈っています」と答えた。

   菊地幸夫弁護士によると、別居中でも結婚が破綻していると住居侵入が成立し、被害が大きいので実刑の可能性もある。「そうなれば懲役1年ぐらいか。示談は難航するのではないか」という。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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