売り切れ続出の人気ゲーム機「ニンテンドースイッチ」をめぐる詐欺が横行している。ネットの出品者から直接買った男性に送られてきたのは求人情報誌の山だった。
司会の羽鳥慎一「怪しいなとは思いながら、早く欲しいので被害にあってしまいます」
この被害男性は、4歳の娘にプレゼントしようと、今月15日(2017年7月)にネットのフリマサイトで見つけ、出品者にサイトを経ずにじかにメールで取引を打診した。出品者からはアマゾンギフトで直接支払うようにとの返事がきた。
3万2000円をアマゾンギフトで払ったものの、配達予定日になっても品がとどかない。「色違いを送ったので配達を取りやめた」とのメールがきてからは連絡がとれなくなった。「警察に連絡する」とメールすると、ダンボールが送られてきたが、ゲーム機は入っていなかったという。
「モーニングショー」のディレクターがきのう24日(2017年7月)、ダンボールの伝票にある出品者の住所を訪ねると、アパートの一室で留守だった。伝票の送り主は男性名だが、近所の話では住人は女性だそうだ。
羽鳥「ほかにもトラブルは多発しています」
メルカリも監視強化
メルカリには同じゲーム機がメーカー希望小売価格より安い3万4000円で出品されていたが、説明書きの中に小さな文字で「本商品は外箱のみで本体は付属しません」とあった。こんな売り出しが数十件あり、メルカリはすべて削除した。今後は監視を強化するという。
菅野朋子(弁護士)「サイトを通さない取引が一番危ない。品物がとどいてから代金を支払う形にしないと」
宇賀なつみアナ「振り込むと口座番号がわかるから、あとをたどれない電子マネーが使われます
直接取引と電子マネー、安値には要注意だ。