これからは大相撲に恩返し
「これからどんな相撲人生を?」と聞く武田キャスターに、白鵬は「大相撲に恩返し」と答えた。「自分の国、両親、家族を愛せない人には他の国も愛せない。日本の人々に愛され、自分も愛している。できるだけ長く務めていくことだと思う」
相撲ファンを持って自らを任ずるデーモン閣下は白鵬への期待を「一つ一つの所作を白鵬流の美学で見つめ、美しい相撲を作ってほしい」と話した。武田キャスターは「日本の文化を世界に伝えたいという思いに心うたれました。戦い続ける大横綱はまだまだ楽しみです」とまとめた。
それでも張り手問題などの疑問は消えないけれど、白鵬の思いや立場がよくわかる内容だった。大横綱であることは間違いない。だからこそ「自分のやり方でさらに進んでほしい」「品格も大切にして」と二つの声援が飛び交うのだ。