宝塚、神奈川...警備費に金がかかり中止あいつぐ花火大会 花火費並みのケースも

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   各地で花火大会の中止がつづいている。見物客が集まりすぎて警備費がかかり、資金不足が原因というのだから皮肉な話だ。マナー違反対策にも人とおカネがかかるらしい。

   大正年間からつづいた宝塚観光花火大会も、31回の歴史を持つ神奈川新聞花火大会も今年は中止。1週間後に予定される仙台市花火大会は「まだ資金が足りない」(青年会議所)と、危機的状態だ。

   仙台の場合、運営費7400万円は5年前から40%増、うち警備費2400万円が花火費2500万円並みにかかる。スポンサー探しや街頭募金で乗り切れるかどうか。

   おととい22日(2017年7月)、1万2000発を打ち上げて66万人を集めた東京足立区の花火大会は、おととし(2015年)あたりから見物の場所取りのために会場の土手に油性スプレーで姓や名前を書くルール違反行為が増えた。今年は3日前から24時間態勢で監視を強化した。その資金の一部は有料席を増設して補ったという。

鎌倉はクラウドファンディングで復活

   中止から復活した例もある。先週行われた鎌倉花火大会は4月に中止がいったん決まったのを、地元のウエブ制作会社がネット上で広く資金提供を呼びかけるクラウドファンディングを試みたところ、600人から1132万円が集まった。募金箱を置いた地元商店の協力もあり、開催にこぎつけられた。

   中山美保リポーター「私たちもゴミを持ち帰るなどで節約に協力しないと」

   司会の加藤浩次「運営側は大変なんですね。無くなったらさびしいな」

   杉山愛(元テニスプレーヤー)「有料席やクラウドファンディングがこれからのあり方なのかなあ」

   とにかくルール違反、マナー違反はやめよう。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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