「アメリカのトランプ大統領の支持率が過去70年で、最低を記録しました」(羽鳥慎一キャスター)
ワシントンポストとABCテレビが16日(2017年7月)に発表した世論調査によると、間もなく就任半年を迎えるトランプ大統領の支持率は36%で不支持が58%。ABCテレビは過去70年の同時期の大統領中、最低の支持率だと伝えたそうだ。
一方、トランプ大統領は「この時期としては悪くない。ABCとワシントンポストの世論調査は大統領選挙のときにもっとも不正確だった」などと反論しているという。
民主主義が壊されるとき
「ハーバード大学の教授なんかが分析してるんですが、アメリカ人は民主主義が壊されつつあるんじゃないかという思いを思ってるんじゃないかと。で、その民主主義が壊れるときは3つあると分析している」(「モーニングショー」コメンテーターでテレビ朝日解説委員の玉川徹)
その3つとは、(1)国の制度や機関を政治化し、批判的な勢力を押さえ込む (2)メディアや企業を分断、取り込むか目の敵か (3)制度の見直しを通じてライバルより自分を優位に、だという。
「これ、日本もそんな感じじゃないかって考えると、(トランプの支持率が)『安倍内閣と同水準』という話が(新聞に)出ていた」(玉川)
似顔絵 池田マコト