アメリカ国民「トランプ疲れ」もううんざりで大統領ニュース報じないネットやラジオ局

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トンデモ大統領を当選させてしまった罪滅ぼし?

   動きはイスラム系からもある。ニューヨークのイスラム系慈善団体は、毎週金曜日にモスク周辺のホームレスに食糧を配っている。モスクに招待したり、朝食を一緒に食べたりもする。代表のモハメド・バヒさんは「われわれがいいことをしているとみんな驚きます。トランプ大統領が言ってることと違うってね」と笑ってこう話す。

   「トランプ就任は第2の9・11だった。風当たりは1000倍にもなった。しかし、フードプロジェクトから人々の意識は変わった。食事をして、名前を知り、挨拶するようになった。これこそコミュニティです。一体感があり、強い絆が生まれています。分断の力は強いが、もう一つ、多様性を重んじユナイトする力がある。希望を持つことが大事。それに尽きる」

   まるでトランプの不始末をみんなで穴埋めしているようだ。あるいは、彼を選んでしまった罪滅ぼしか。アメリカ人には自戒の力がある。間違いをやらかしても、必ず自力で立ち直ってきた。なんだかんだいっても、揺るぎない民主主義の国。これを信ずるしかあるまい。

クローズアップ現代+(2017年7月13日放送「シリーズ トランプのアメリカを行く"トランプ疲れ"と分断を超えて」)

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