稀勢の里よ、休む勇気もて!しっかり治して土俵に戻って来てほしい
お次は相撲の話。名古屋場所が始まったが、いわんこっちゃない。初日、新大関の高安と先場所休場した稀勢の里がともに敗れた。高安は2日目からは落ち着きを取り戻しているが、「春場所でのケガが完治とはいえない状態で、場所直前まで強行出場するかが関係者の注目を集めた」(週刊ポスト)稀勢の里は、その後も立ち直れず、6日目にして2場所連続の休場となった。
左肩のケガはかなり重く、完治する見込みもないのだろう。次の場所も休場することになれば、進退伺、引退せざるを得ない。横綱になった場所で、けがをおして出場し劇的な優勝を飾った。あの時、稀勢の里に「休む勇気」があれば、ここまで左肩が悪くなってはいないだろう。本当の勇気とはそういうものだ。久しぶりの日本人横綱誕生で、周囲も本人もどうするのが一番いいのかがわからなくなっていた。
このままでは悲劇の横綱という名だけが残ることになる。稀勢の里よ、完治するまで何か月でも休むことだ。そして無双の横綱として再び土俵へ戻って来きてくれ。待っている。