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平慶翔・都議が下村氏に猛反論

   安倍の側近、下村博文元文科相も加計学園と親しい。その下村に、週刊文春などに事務所の情報を流したのは、以前勤めていた秘書の平慶翔(29)ではないかといわれた当人が、週刊現代で猛反論している。

   もちろん、そうした内部文書を持ち出したことはなく、下村がいっているような、上申書など身に覚えがない、退職届と上申書の筆跡が似ているといっているが、あれは自分の筆跡ではないなどと全否定している。

   都議選中、下村は会見して、週刊文春の報道は「選挙妨害」だといったが、平のほうがあの会見のために5000票は減らされたので、妨害したのは下村のほうだと難じている。

   週刊文春が追及している下村に対する加計学園からの200万円の寄付について、こう語った。

   「しかし、3年半、下村代議士や今日子夫人をそばで見てきた者として言わせていただくと、パーティ券購入が11人の分散献金という今回の説明は、まったく合点がいきません。そこにはやはり嘘が混じっていると感じざるを得ないのです。

   私は、文書偽造と名誉棄損で、刑事・民事両面から告訴を検討中です」

   ここまでいい切るなら、きっちり告訴して、法廷で白黒をつけるべきである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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