韓国の高速道路で大型バスの事故続く 「安全不感症」の批判も

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   韓国の高速道路で大型バスの事故が続いている。おととい9日(2017年7月)は、長距離バスが渋滞に突っ込んで50代の夫婦が死亡、16人が負傷した。バスが前の車に乗り上げ、原形をとどめないほどに破壊し、さらに他の車にも追突するショッキングな映像。原因は運転手の居眠りで、過酷な労働環境もある。「安全不感症が蔓延している」という怒りや批判がメディアにあふれているという。

   運転手は事故前、16時間半の乗務の後、5時間睡眠し、乗務を再開していた。バス会社は連絡が取れず、謝罪もしていない。「安全不感症」は90年代から使われている言葉で「今年(2017年)2月にはバス運転手に8時間のインターバルが義務づけられました」(宇賀なつみアナ)というが、去年(2016年)も4人死亡のバス事故が起きており、効果はあがっていない。

   青木理(フリージャーナリスト)「韓国ではデパートの崩壊とかセウォル号事故とか、急激に経済成長したひずみが出ている。後進国型の社会構造をメディアがよく問題にしています。労働環境が犠牲になる。他山の石にしなければいけない」

   司会の羽鳥慎一「意識が低いということ?」

   菅野朋子(弁護士)「日本もようやく認識され始めたところです」

   羽鳥「さらに改善が必要ですね」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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