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企業潰すにゃ刃物はいらぬ・・・「かとく」の捜査に戦々恐々

   お次は週刊現代の記事。「かとく」というのを知っているだろうか。厚生労働省東京労働局過重労働撲滅特別対策班の通称だ。電通の女性社員が過重労働を苦に自殺したが、その後に「かとく」の強制捜査が入り、電通はブラック企業と烙印が押され、企業イメージは失墜した。

   「かとく」はこれまでに、靴販売のABCマート、外食チェーンのフジオフードシステム、ディスカウントストアのドン・キホーテ、外食チェーンのサトレストランシステムズ、スーパーマーケットのコノミヤ、旅行会社のHISなどの強制捜査を行い、法人としてだけではなく、労務担当など現役社員も書類送検してきた。

   サトレストランシステムズが運営する「和食さと」は、私の家のすぐ近くにもある。ほとんど行ったことはないが、安いが、従業員が少ないために出てくるのが遅くてイライラする。だが、通りに沿って広い駐車場があるため、タクシー運転手の利用が多い。

   「かとく」が入るとイメージが落ち、人手不足に拍車がかかる、いい人材が来ないなどの不利益が生じるため、そうした不安を抱えるところは戦々恐々だそうである。企業潰すにゃ刃物はいらぬ、「かとく」が1回入りゃいいということか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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