加計学園問題のシナリオ、和泉洋人首相補佐官が描いた
週刊現代は10日に行われる閉会審査に参考人招致される前川喜平前事務次官を田原総一朗がインタビューしている。
加計学園問題のシナリオを描いていたのは和泉洋人首相補佐官で、彼が最終的に加計学園に決まるようにストーリーを作っていったと、前川は話している。
藤原審議官や財務省の佐川理財局長などが国会答弁で、知らぬ存ぜぬを通すのは「ある意味ですごい」とは思うが、虚偽答弁と思われるようなことを繰り返さなければいけないのは「気の毒でもあります」といっている。
内閣人事局が支配し、ねじ曲がった政治主導が続いていることについて、「陰に陽に、いろいろな手を使いながら抵抗はする。それでも最後の最後には押し切られてしまうことがあります」
それを防ぐためには「透明性を高める仕掛けをつくることです。たとえば文書は一定期間経てば必ずオープンにする。内部告発も安全にできるようにする。政府から独立した、政策検証の第三者機関を設置する」ことが必要だと語る。
何のために情報公開法があるのだ。国民主権をないがしろにしてきた安倍政権を、ようやく国民が見放したのだ。朝日新聞の直近の世論調査ではついに安倍内閣の支持率が4割を切ったが、どこまで下がるか見ものである。