将棋ブームの中、生き残るのは6人に1人という過酷な道 プロ棋士めざす「奨励会」とは

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プロ昇段できるのは年に4人だけ

   これは1期(半年)で18局を戦い上位2人のみが四段に昇格する。年間にわずか4人で、昇段できなければ退会となりプロ棋士をあきらめるしかなくなる。

   藤井四段は14歳で、1期13勝5敗で四段に昇段しプロ棋士になった。1期で四段に昇段した棋士は過去8人しかいないという。

   三段と四段の違いについて田中九段は「対局中に記録を付ける係が三段。記録係は私の時は2200円しかもらえなかったが、(四段になれば)2000万円になるかもしれない。その人間になるか妖怪人間のままで終わるか。お茶を入れる人か、そのお茶を飲む人になるかの違いがある。プロ棋士になるのは6人にひとり。大半が退会していく」。

   そこでスタジオのコメンテーターからはこんな疑問が。タレントのテリー伊藤「(クビ切られたら)皆さん、傷つきますよね~」に、田中九段は「犠牲に上に成り立っている勝負の世界ですから当然です」。

   また食育インストラクターの和田明日香「なぜ若い人の方が良いんですか?」には「トップを狙える人間しかいらない。その可能性は若くないとダメという世界」と厳しい。

   藤井四段の30勝目となるかもしれないC級2組の順位戦が6日行われる。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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