東京・品川区の路上でおととい20日(2017年6月)、朝の通勤時間帯に68歳の女性が後ろから来た何者かに石か鈍器のようなもので頭を何回も殴られ、陥没骨折の重傷を負った。午前9時40分すぎに通報があり、警察官が駆けつけると女性は「血だらけで、とろんとした血でまっ赤」(近くにいた女性)だったそうだ。病院に運ばれたが、一時意識不明、予断を許さない状態という。犯人は今も逃走中だ。
駅近くで人通りもあった
現場は京急立会川駅から200メートル、表通りから路地へ3歩ほど入った地点。やや上り坂で、女性は自転車を押して歩いていたらしい。「石みたいなもので何回もやられた」「犯人は分かりません。服装は男のようでした」と警察官に話したそうだ。
女性は娘夫妻と孫に囲まれて暮らし、近所でも勤務先でも「トラブルを抱えるような人ではないと誰もが言っています」と阿部祐二リポーターが報告する。「なぜ人通りのある場所で通勤時間帯に襲ったか。物も盗られていません」
現場ではきのうも凶器を探す警察官の姿があった。近所の女性が「学校から警戒のメールがきました。このあたりで不審者の情報はこれまで聞いたことがありません」と話した。
司会の加藤浩次「犯人は女性とすれちがったのか、それともひそんでいたのか」
阿部「それもわかりません。女性がここを通るのを知って襲ったのかも疑問です。路地には防犯カメラもなさそうです」
加藤「本当に怖いですよね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト