格安航空会社(LCC)国際線の乗客がスルー入国 10人が審査、検疫受けず

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   格安航空会社(LCC)のバニラ・エアが成田空港に着いた国際線の乗客を誤って国内線到着ロビーに誘導し、10人が審査や検疫を受けずに入国した。万一の感染症対策がされず、しかもバニラ・エアは去年(2016年)4月にも同じミスをやっていた。

   香港からのおととい18日(2017年6月)に到着した乗客168人が滑走路からバスで移動した際、132人はバス2台で国際線ロビーに向かったが、34人を載せたバス1台は国内線ロビーについてしまった。24人が気づいて、自ら申し出て入国審査などを受けたものの日本人9人、米国人1人がそのまま通過したという。

   宇賀なつみアナ「どうしてきちんと誘導されなかったのか」

   バスの運転手がこの日は連続して国内線を担当していたため勘違いしたらしい。「職員をバスに同乗させる航空会社もありますが、同乗していなかった可能性があります」と司会の羽鳥慎一が言うとおり、コスト削減を図るLCC特有の問題があるのかもしれない。

成田-香港間の運賃は8680円

   成田-香港間の運賃は8680円だが、手荷物を預けると20キロまでで4000円かかる。これを節約しようと手荷物をあずけない乗客もいて、受けとる必要もなく外に出たという点もありそうだ。

   青木理(ジャーナリスト)「検疫なしの入国は、感染症対策などから非常に重大です」

   菅野朋子(弁護士)「最大の空港です。今後は防ぐことが大事です」

   LCCだからといって、安ければいいというものではない。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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