上野動物園でパンダ赤ちゃん5年ぶりに誕生 フィーバーの経済効果は360億円

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   12日(2017年6月)、東京・上野動物園のパンダ、シンシンに赤ちゃんが誕生した。同園では5年ぶり5頭目の赤ちゃん誕生で、司会の国分太一が「名前はどうしたらいいでしょうかね~」、千原ジュニア(お笑い芸人)が「元気な子になるようにピンピンとか」。これにはスタジオ大爆笑。

   共に11歳になるシンシンとオスのリーリーとの交尾が確認されたのは2月27日(2017年)。106日目の12日午前11時52分に出産。オギャ、オギャという元気のいい鳴き声が響いた。

   今週末ごろに出産とみられていたようで、少し早めの出産となったが、さっそくパンダフィーバーが始まった。松坂屋上野店では誕生イベントを開催し、紳士服コーナーでは5000円のネクタイを880円、お菓子売り場ではお菓子詰め合わせセットを880円など大安売り。

広島カープ優勝ぐらいの効果

   その経済効果は? 第一生命経済研究所の永濱利廣・首席エコノミストは「360億円程度で、東京マラソンより多く、広島カープ優勝ぐらいの効果」と見る。

   2011年に中国からやってきたシンシンは翌12年に赤ちゃんを出産したが、母乳が気管支に入り、それが原因で肺炎にかかり、わずか6日間生存しただけで死亡してしまった。そうした経緯もあって同園では慎重に赤ちゃんの経過を見守っているという。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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