トイレットペーパーを「三角折りしないで」と呼びかけた病院の貼り紙がネットにアップされて、10日で2万4000件を超す反響が寄せられた。
司会の羽鳥慎一「ノロウイルスの感染を恐れたそうです」
ノロウイルスは、感染すると下痢や嘔吐を引き起こす。冬の病気と思われたが、5月(2017年)に沖縄・小浜島の学校や千葉県のホテルで発生した。
健康な人でも30%が保菌
トイレを使った後にペーパーを三角折りすると、指から紙、つぎの使用者へ感染のリスクが高まると専門家は指摘する。東京医科大の中村明子兼任教授は「健康な人でも30%がノロウイルスを持つので、抵抗力の弱い人は注意が必要です」と話す。
「モーニングショー」はトイレットペーパーに染料で汚れを再現して実験した。ごく普通にトイレを使い、三角折りをしたところ、ブラックライトをあてると一部が白く映って感染を示した。丸く巻いた紙の奥にも浸透していた。ほかにも水洗レバーやドアからも検出された。
司会の羽鳥慎一「これを見ると、どこも触れなくなるなあ」
菅野朋子(弁護士)「トイレを使った人が手を洗う前に三角折りをする。私はしたことがないし、今までもいやでした」
青木理(ジャーナリスト)「あまり気にしすぎるのもよくないが、病院にはお年寄りや子供もいる」
羽鳥「お掃除の後ならともかく、あまり一般の人がやるのはよくない、できたらしないでということですか」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト