世の中、腹が立つことばかりだけれど、いつもイライラしていては疲れるだけ。でも、意外に簡単な「オンナの怒り解消法!」があった。「怒りは攻撃性と不快感が合わさって起こることがわかりました」と名古屋大大学院の川合伸幸准教授はいう。攻撃性を下げることができれば、怒りも抑えることができるということで、その方法のひとつが横になるということだった。
「立った前のめりの姿勢は戦闘態勢ですから、攻撃性は上がります。しかし、横になると、脳は体のリラックスした状態から『まあ、いまはいいか』と判断して攻撃性は下がります」(川合準教授)
子供や夫に腹が立ったら、とりあえずソファにゴロンとなると気持ちはクールダウンするようだ。「爆発しそうになったら、体を横にしてください」(雨宮萌果アナ)
井ノ原快彦キャスター「会社だったらどうするの」
口角を上げてニッコリするのも「いまは楽しいんだ。怒るときじゃない」と脳を勘違いさせる効果があり、深呼吸、伸びでも体はリラックスする。逆に、ドアをバタンと閉めるなど物に当たる、怒鳴る・叫ぶ、こぶしを握り締めるなどは攻撃性をアップさせる。
お腹がすくと腹が立つは医学的ホントだった
血糖値が下がると怒りやすくなることも明らかになっている。アメリカのオハイオ州立大学のブラッド・ブッシュマン教授が107組の夫婦を対象に行った実験では、血糖値が低いグループは高いグループより3倍も怒りが強いという結果が出た。帝京大心療内科の中尾睦宏教授はこう解説している。
「私たちは怒りを理性で抑えようとするわけですが、理性を働かせるのは大脳皮質で、そのエネルギーは糖分なんです。怒りを抑えるときは糖分が必要だということで、お腹がすくと怒りやすくなるというのは納得できますね」
ゲストのミッツ・マングローブ(タレント)「そういえば、怒っていると、親に『甘いものでも食べときなさい』ってよく言われましたよ」
雨宮アナ「かばんの中にアメを入れとくといいです」
井ノ原「そんなにすぐ効くの?」
雨宮アナ「8分ぐらいで体に行きわたるそうです」
仕事場の机の引き出しにアメや甘いチョコレートを入れておいて、上司や同僚に頭にきたらひとつ口の中に放り込むといい。
カズキ