小出恵介「ひと晩で5回。2回は中出し。最悪でした」淫行相手の女子高生暴露

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   フライデーが俳優の小出恵介(33)が17歳の女子校生と飲酒&SEXをしたと報じたことで、ワイドショーが大騒ぎである。フライデー(6月7日午前7時03配信)はこう書いている。<小出に関係を迫られた、17歳のA子さんが「その日」を振り返る。

   「9日の夜11時ごろ、知り合いに『小出恵介と飲んでるからおいで』と、ミナミのバーに呼ばれたんです。私が17歳ということは、小出さんは間違いなくわかっていました。私が到着したとき、知り合いが『この子17歳やで』と、小出さんに紹介してましたから」

   このバーで1~2時間ほど飲んだ後、小出から「二人で飲みに行こう」と誘われたA子さんは、戎橋(通称「ひっかけ橋」)近くにあるバーへと案内された。

   「ヤバいかも、と思ったのは、深夜3時ごろに2軒目を二人で出た後でした。ひっかけ橋の上で、キスしながら欄干に押し付けられたんです。私はワンピースだったんですけど、裾をめくり上げて服を脱がそうとしてきたので、『アカンよ!』と必死に止めました」

   「有名人に会える」と、ミーハー気分で飲み会に参加したことを後悔したA子さんは、帰宅しようとタクシーを止めた。しかし乗り込んできた小出に、宿泊先のホテルへ有無を言わさず連れ込まれた。

   「そこからは本当に最悪でした。部屋に入った途端に迫ってきて・・・」

   6時間以上にわたって「17歳の身体」を弄んだ小出は、一晩で5回。そのうち中出し2回とA子が赤裸々に語っている。

   事務所と小出はお詫びと未期限の俳優活動自粛を発表した。彼女はインスタグラムに、自分がフライデーに売り込んだのではない、謝礼も受け取っていないと書き込んでいる。たとえ、彼女が売り込んだのだとしても、小出には非難する資格はないが。

   人気俳優の橋爪功(75)の長男で俳優の遼(30)が覚せい剤所持容疑で逮捕されてしまった。皮肉なことに、父親主演の映画「家族はつらいよ2」が封切られたばかりであった。父親は活動を自粛すると発表したが、そこまでやる必要はないという声が上がっている。私もそう思う。

   週刊新潮は、遼が6年前に都内にある男性同性愛者たちが出会いを求める「有料ハッテン場」にいたところを、警察に踏み込まれたことがあったと報じている。今回の逮捕の時も、中年の男性と一緒だったとニュースで聞いて、おやと思ったものだった。

   功が45歳の時に生まれた子供だ。私にも40歳の時の息子がいるからわかるが、親にとっては孫のように可愛かったことだろう。その息子が30年後に「家族はつらいよ」と父親を嘆かせることになるとは。子育ては難しい。

潮目が変わった日米トップ!トランプ・安倍「支持急落」の兆し

   アメリカと日本で、大統領と首相が身内の叛乱で追い詰められている。8日(2017年6月)、トランプに首を切られたコミー前FBI長官が<米上院情報特別委員会の公聴会で「ロシア疑惑」について証言した。トランプ氏がフリン前大統領補佐官への捜査を「やり過ごして欲しい」と求めたと明かし、「大統領の指示」と受け止めたと語った。ロシアが昨年の大統領選に介入したのは疑いがないとし、トランプ政権はコミー氏解任の理由などについてウソをついていると批判した>(朝日新聞6月9日付)

   日本でも、前川喜平前文部科学省事務次官が加計学園の獣医学部新設計画を巡り、内閣府から「総理の意向」などと"圧力"があり、やり取りの文書が残っていると告発した件で、ようやく松野博一文科相は追加の省内調査をする方針を表明した。

   昨夜(2017年6月8日)の「報道ステーション」はおもしろかった。"冷血動物"菅官房長官が、定例会見でしどろもどろになったのだ。前川の言っている文書はあるのか、文科省は調査しないのかと女性記者(どこの社だろう、すごい迫力だった)が質問攻めにして、さすがの菅も薄ら笑いを浮かべるしかなかった。このままでは世論が沸き立ち、支持率が急落すると菅は考えたのだろう。文科省に調査を命じたのだ。

   日米2人の元高官の告発が時の政権を揺さぶり、崩壊させるかもしれない。2人に共通しているのは、自分を切った人間への恨みからではなく、FBIと文科省を為政者の理不尽なやり方から守りたいという切なる思いである。

   週刊ポストは、山本七平の「『空気』の研究」をベースに、これだけ不祥事が出てきているのに安倍内閣の支持率がなぜ下がらないのかを特集している。都合の悪い文書が公表されると「怪文書みたいなもの」と頭ごなしに否定する。告発した人間のスキャンダルをメディアに流し、ダメージを打ち消す。批判的なコメンテーターをポチ・コメンテーターにすげ替える。国論を二分する原発再稼働、沖縄の米軍基地移転、憲法改正などは、反対派の批判を受けても半分の支持は得られる。メディアもポチと反に分断するなど、これまでは空気を巧妙に支配してきた。

   安倍のようなトップでも、現状を維持していてくれればまあいいかという、消極的支持の国民が多かったということだろう。その空気も確実に変わりつつあることは間違いない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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