将棋の最年少プロ棋士で中学三年生の藤井聡太四段(14)がきのう7日(2017年6月)、大阪市の関西将棋会館でプロデビューからの連勝を23にのばした。これは羽生善治三冠を抜いて史上3位、周辺は大騒ぎになっていた。
中山美香リポーターが「お店の周りまですごいことになっています」というのは、売店で藤井四段初の公式グッズとなった扇子を買い求める人たちの熱気だ。行列ができて、店ではあわてて整理券を用意した。
四段で発売されること自体が「本当にまれ」(将棋連盟職員)だそうで、藤井四段は「大志」と書いた。一番で買った男性(75)は「こんな上手には、よう書けません」、将棋のルールの知らないという女性も買い求めて「すごい棋士になってほしい」と期待を話した。
中山リポーター「私も買っちゃいました。1時間ほどで完売しましたが、オンラインショップでも販売予定です」
加藤一二三・九段も感心
加藤一二三・九段は「中三で大志といっているのには参りましたね。どんな大志かはわかりませんねえ、ええ、ええ、ええ」
この「大志」について、藤井四段は対局後のインタビューで「上をめざしてやっていきたい気持ちを書いてみました」と語った。
この日、集まった報道陣は70人。16連勝を記録した時にぶっかけそばで話題になった勝負飯は、今回は公表されなかった。届けられた弁当の中身を中山リポーターは1階食堂のランチから「豚ロースの生姜焼き」と推測した。
司会の加藤浩次「報道陣にこれだけ取材されても一切動揺しないのがすごいですよ」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト