ネットで「匿名内部告発」しよう
なぜ残業は減らないのか。連合が調査すると、「人手が足りない」(49・0%)、「突発的な仕事がある」(42・6%)が大半で、「残業を織り込んだ業務」「先に帰りづらい雰囲気」「仕事の指示があいまい」なども目立つ。10%は「残業手当を生活の当てにしている」という。「納得いくように仕事を仕上げたい」(23・9%)という回答もあったが、残業を断れない実態が見て取れる。
柳澤「働き方改革は会社側も言っているけど、実態はこの現実でしょ。中身が伴っていないということですよね」
ゲスト出演した弁護士は労働基準局なり労働監督署に訴え出ろとすすめるのだが、むしろネットを使った「匿名内部告発」というのはどうだろう。ブラックな実態を社名入りで明かされたら、企業も動かざるを得ない。監督官庁からも注意や勧告を受けるだろう。安倍内閣が改革の旗を振っている今はチャンスかもしれない。
カズキ