ドイツ・デュッセルドルフで行なわれている世界卓球選手権の男子シングルス2回戦で、きのう1日(2017年6月)、中学2年生の張本智和がリオ五輪銅メダリストの水谷隼を破った。第1ゲームは鋭い攻めでリードした張本が先取し、勢いに乗って第2、第3ゲームももぎとった。第4ゲームは水谷がラリーで張本のミスを誘って意地を見せたが、第5ゲームは張本が取り返して4-1。水谷は「強い。完敗です。彼には期待してます」と脱帽だった。
張本は「今まで卓球やってきたなかで一番嬉しいです。この1勝を将来の五輪の金メダルに結び付けたいです」と語った。
世界最強のジュニア選手
司会の羽鳥慎一「これはすごいことです。公式戦ですからね。オリンピックのメダリストに勝った」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「4対1でしょ、しかも」
羽鳥「接戦じゃないんですよ」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「卓球台に近く立ってる。女子の平野美字選手もそうですよね」
長嶋「相手もレシーブしにくい」
羽鳥「水谷選手も相手を認めてますね」
張本の両親とも卓球選手で、母は中国の元代表選手。2歳から卓球を始めて、小学1年から全日本選手権の世代別7連覇。3年生で水谷に憧れ、去年12月には世界ジュニア選手権で史上最年少で優勝した。
長嶋「テレビをご覧のお母様方、英才教育をするなら3歳からですよ。なんでもいいんだ」
羽鳥「スポーツでも勉強でも・・・」
長嶋「(僕には)勉強はわかんないけど・・・」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト