文科省OBで加計学園理事にして内閣官房参与の木曽功氏 前川・前次官と面談「よろしく」

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   「加計学園をめぐる、またあらたな話題です」(藤森祥平・TBSアナウンサー)

   「あさチャン!」が朝日新聞記事(2017年6月1日付)をもとに伝えるところによると、加計学園理事で同学園が運営する千葉科学大学学長の木曽功氏が昨年8月、前川・前文科省事務次官に面会し、加計学園の獣医学部新設について話し合っていたことがわかったそうだ。前川氏は木曽氏から「(獣医学部新設を)よろしく」などと言われたという。

一連の動きは「巨大な忖度の塊」

   木曽氏は文科省OBで前川氏の先輩にあたり、当時、内閣官房参与でもあったそうだ。木曽氏は面会を認め、獣医学部新設について「話題に出ないほうがおかしい」と話したという。さらに一連の動きは「関係府省による巨大な忖度の塊」であり、「総理のご意向」文書についても「違和感がない」とする一方、自分が前川氏に圧力をかけたことはないとした。

   「木曽氏の発言は非常に大きなものだと思いますが、どう受け止めますか」(夏目三久キャスター)

   「内閣参与、加計学園理事、文科省OBの3つを兼ねた人が証言し、前川さんの話と符号していることは重要だ。加計学園の特区認定に向けて、官邸の組織的な働きかけがあったという印象を受ける。官邸は前川さんの話を否定し、相手にしないというが、あたらしい事実が明らかになり、裏付ける証言も出てきた。やはり、政府与党はこの問題にきちんと対応する時期に来ていると思う」(「あさチャン!」コメンテーターの龍崎孝・流通経済大教授)

   「政府側からあたらしい証言が出てきたことは大きいですね」(夏目)

似顔絵 池田マコト

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