すっきり「離党届」出した若狭勝・衆院議員 自民・二階幹事長は受理しない構え

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   自民党の中で小池都知事を終始応援してきた若狭勝・衆院議員がきのう5月31日(2017年)、離党届を提出した。あと1カ月余となった都議選で自民党と対立する小池与党の「都民ファーストの会」を支持するとして進退伺を出していたが、さらに進めて「とことん力をつくしたい」というのが理由だ。

   若狭議員は、都知事選で自民党の執行部や都連と対決しながら立候補した小池氏を支援し続け、小池氏をして「男・若狭」と言わしめた。自民党推薦候補の集会で石原慎太郎元知事が小池氏を「大年増」「厚化粧」となじったことには「非常に悲しい」と男泣きした。

   阿部悦子リポーター「離党届は党との関係をきちんとさせたいということです」

   これに対して、自民党の二階幹事長は慰留しないが、受理もしない構えという。下村博文・都連会長は「政治家としての判断力がない」と若狭氏を批判する。

   政治家として判断したからこそ離党したのではないのか。受理しないのは、小池知事と全面対決するのは得策でないと計算したのか。自民側の対応は思惑がからんでスッキリしない。

小池知事は「都民ファーストの会」代表に

   小池知事はきょう1日の「都民ファーストの会」総決起大会でこれまでの特別顧問から代表に就任する。こちらは自民党に進退伺を出した状態で、まだ自民党員なのだが「小池氏も離党の可能性はある」(政治アナリストの伊藤惇夫氏)という。

   司会の小倉智昭「自民党に籍を置いておくと、自民票がほしいのかと批判される。小池さんも楽観はしていないと思うね」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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