GPS利用したか北朝鮮ミサイル
元自衛隊艦隊司令の香田洋二氏は、「GPSではないか」という。
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「アメリカのシステムじゃないですか」
香田氏「これの精度が一般的には10メートルと言われている」
羽鳥慎一「アメリカのものを使ってミサイルをコントロールしている」
玉川「GPSはもともと軍事技術ですよね」
香田「民間でもルートさえ確保すれば、北も使い放題できる」
玉川「有事になった時、北朝鮮近くのGPSを使えなくすることは?」
香田「理論的には可能です」
パレードに現れたミサイルで、まだ発射されていないものが2つある。アラスカやハワイを射程に入れる「KN14」と米本土に到達する「KN14の改良型」(射程1万2000キロ~1万4000キロ)だ。
羽鳥「今後これを打ち上げる?」
香田「最終的にはフロリダまで届くKN14改良型」
浜田敬子(元アエラ編集長)「アメリカの観測では、2020年と言っていた」
香田「急げば、1年半とも言われる」
羽鳥「普通なら見せないものを見せている。アメリカのICBM迎撃も然り」
思えばおかしなこと。北はアメリカと対話がしたいと、ミサイルと核をつくる。誰も理解できない論理で、瀬戸際を行く。付き合いきれないが、付き合わないわけにいかない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト