大阪府門真市の住宅街で狭い通学路を猛スピードで暴走した車を運転していた少年(19)と、助手席で動画を撮影しネットに投稿した仲間の東克斗志容疑者(20)の2人がおととい27日(2017年5月)、殺人未遂の疑いで警察に逮捕された。2人は180メートルを「こら、どけ、お前ら」と喚き散らしクラクションを鳴らしながら21秒で走り抜けた。これが「死者が出てもおかしくない状況だった」と判断され、異例の重罪容疑適用となった。2人は殺意を否認している。
現場から田中良幸リポーターが「幅5・5メートルで、一方通行ではないですが、すれ違うのもやっとです。暴走が撮影された19日午後4時ごろには大型トラックがとまっていて、さらに狭くなった場所もありました。間一髪でよけた男女もいたそうです。とてもスピードを出せるところではありません」と伝える。
中学生よけて逃げた
2人はT字路も止まらずに右に曲がり、「ブレーキをかけることもなかった」という目撃者もいる。下校途中だった中学生は「よけて逃げました」「すごく怖かった」と語る。警察に「逃げなければ死ぬかと思った」と話した人もいた。近所の住民は「半年前も車で、その前にはバイクで暴走していた」という。
司会の小倉智昭「男性でも女性でも車に乗ると乱暴な言葉でイライラを解消する人はいるが、これはどう考えてもやってはいけない話です」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト