ストップ!外国人観光客の公道カート暴走!警視庁ようやく指導強化へ

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   信号無視は当たり前、観光に来たのだからスマホで自撮りしながらの運転も当然という外国人観光客の公道カート暴走に警視庁がようやく動き出した。

   公道カートは排気量50CC、速度は60キロほどで、普通自動車免許を持っていれば運転可能で、外国人観光客なら国際免許があればオーケーという。この公道カートを貸し出すレンタル業者が急速に増えている。

   「スッキリ!」の調べでも、全国22都道府県で36事業所もあるという。ところが警視庁によると、3月~5月の2か月間に都内で発生した公道カートによる事故は13件もあり、このうち外国人観光客が起こした事故は10件もあった。

   信号無視やスマホで撮影しながらの運転という危険行為のほかに、カート自体に問題がある。車高が低いために車と並行して走行されると姿が見えない。さらに法の盲点から運転者はむき出しなのにヘルメットやシートベルトの着用義務がない。

   公道カートは道路交通法で普通自動車にあたるためヘルメットの着用義務はない。また公道カートは道路運送車両法では原付自転車に当たるためシートベルトの着用義務がない。

死角に入ると見えにくいカート

   タクシードライバーも「すごく近くに来られると死角になり見えない。カートが見えたら絶対に近づきたくない」と訴えるほどだ。

   業を煮やした警視庁は、危険運転が絶えないとして都内5つのカートレンタル業者に安全対策の強化を要請した。

   具体的には「信号待ちで車から降りる」、「運転しながらの自撮り」、「スマホなどの画面を注視」、「駐車禁止場所への駐車」、「蛇行運転」、「追従走行による信号無視」など、道交法違反に当たる危険行為をしないように利用者に徹底指導するよう求めた。

   外国人観光客が喜ぶなら何でもオーケーというわけか、本来なら遊園地限定のはずが我が物顔で公道を走行している。

   スタジオでも、お笑い芸人の近藤春菜が「むき出しですからね。観光で来ているからスマホで撮ったり、列に追いつくために信号を見ていなかったり事故が起きてからでは遅い。法制度を早くしてほしい」。

   アメリカに留学した経験を持つ産婦人科医の富坂美織も「もしアメリカならクラクションを鳴らされるし、事故に遭うと思う。日本では運転マナーが良いので成り立つと思うが危険なのは変わらない。早く対策を立ててほしい」。

文   モンブラン
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