噴射口、液体燃料、再突入クリア...北朝鮮公開の映像からわかること ミサイルからICBMへあと一歩

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重ねればアメリカ本土へ

   朝鮮中央通信は15日、今回の発射実験を「核弾頭装着が可能な中・長距離弾道ロケットの技術を確認した」と伝えた。黒井氏は「ポイントは『長距離』にある」という。

   司会の羽鳥慎一「ということは、レッドラインに限りなく近づいている」

   黒井氏「今はまだだが、ロケットを重ねれば、アメリカ本土にも届くこと、ICBMが可能なことを示唆している」

   もう一つ技術的には、大気圏外からの再突入にも耐えたことがあるという。スペースシャトルでも1600度、ICBMだと数千度という高温をクリアした。これに朝鮮中央通信は、「再突入環境の中で誘導と核弾頭爆発の動作が実証された」といった。が、核爆発については、韓国は否定している。

   しかし、「あと少し」のところへ来ていることは確かなようだ。黒井氏は、ロケットを二段にしたものを「遠くない将来に」と言った。トランプ大統領がどう見ているか、気になるところだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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