豊洲市場問題などを抱える東京都で、「あらたな火種となりかねない事実が発覚」(「あさチャン!」ナレーション)したそうだ。
都は現在、全長35メートルの豪華巨大クルーザーを総額20億円かけて建造中だ。この船は、贅沢で豪華なセレブ御用達の造船会社として知られるイタリア「アジムット」製で、大会議室やダイニング、ラウンジなどを備える「メガヨット」だという。
「都民ファーストにふさわしいのでしょうか」(番組ナレーション)
五輪経費削減のかたわら入札
このクルーザー計画が持ち上がったのは舛添都知事時代。目的は「来賓の送迎」だったという。小池知事時代の昨年(2016年)12月に入札が行われた。知事が東京五輪の経費削減を発表した3日後だったそうだ。
都では、都民などが利用できる東京湾視察船「新東京丸」の老朽化に伴う代替船だと説明しているという。
「東京五輪や海外VIPに活用するが、都民の方の視察など、さまざまに利用いただく予定。贅沢や高級といった指摘はあたらない」(東京都港湾局担当者)