アメリカと北朝鮮、ノルウェーで秘密協議していた!ローマ法王が仲介か

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   韓国で新大統領が決まる直前の今月8日と9日(2017年5月)、ノルウェーのオスロで米国と北朝鮮の非公式秘密協議が行われた。どちらの代表もやり手の女性で、「どんなことを話し合ったのか」と司会の小倉智昭が驚きを込めて伝えた。ローマ法王が仲をとりもったらしい点も話題になっている。

   米国にトランプ政権が発足してから初の接触に北朝鮮が送りこんだのはチェ・ソンヒ米州局長。元首相の養女で、金正恩委員長と直接話ができる「直結の女」といわれる。去年の北東アジア直接対話の場に当時は米州副局長として登場し「非核化を議論するつもりはない」と強気の発言をした。

   米国側は、民間シンクタンク「ニューアメリカ」のスザンヌ・ディマジオ上級研究員。米政府とは関わりない民間の立場だが、中東やアジア外交の経験が豊富で、とくに外交関係を持たない国との交渉のエキスパートという。

定期的に接触続くか

   共同通信の磐村和哉・元平壌支局長は「米国は北朝鮮の論理を把握したい。北朝鮮は米国の意図を聞きたがる。今後も定期的に接触がつづく可能性があります」と話す。

   ローマカトリックのフランシスコ法王は4月に「事態が熱くなりすぎている。ノルウェーは手を差しのべられるだろう」と述べており、これから法王仲介説が出た。とすると、G7(7カ国首脳会議)前の今月24日に法王・トランプ会談が予定されており、ここで米国と北朝鮮が電撃和解するのではないかとの観測も出る。

   小倉「そうとんとん拍子でいくとは思えないな」

   磐村氏は「とてもそんな状況ではない。和解にはまだほど遠い」と否定的だ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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