きのう9日(2017年5月)午前、東京都文京区の東京医科歯科大学歯学部付属病院で男性歯科医師(41)が若い男に腹や首を刺された。男は白衣姿で大勢の患者や医師、スタッフがいる6階の歯科処置室に入り込み、両手に牛刀とぺティナイフを持って襲いかかった。歯科医師(41)は全治3週間のけがを負った。
「待合室にいたら『てめー、何してくれたんだよ!』という怒鳴り声が聞こえました」「悲鳴や泣き声でパニックに陥った感じでした」と現場の人たちは怖々語る。処置室の床には血だまりが出来ていた。
殺人未遂容疑の現行犯で逮捕されたのは、近くの野口英世の母校で知られる日本医科大学の医学部の学生、渡辺祐介容疑者(30)。同じ大学の学生は「すごく優しくて部活の勧誘とかも丁寧に対応してくれました。カッとなるタイプではなかったと思います」と話す。
「個人的な知り合い」と容疑者
大学は違うが、医大生と歯科医師の間に何があったのか。渡辺容疑者は「(被害者とは)以前から個人的な知り合いです。切りつけたことは間違いありません」と供述し、殺意は否定している。病院関係者によると、女性関係でトラブルになっていたという情報もある。
司会の小倉智昭「三角関係とか」
深澤真紀(コラムニスト)「なんのために医学部にはいったのか。どういう背景があったのか」
小倉「最近は医学部系の学生とか研修医とか医師が強姦を働いたりすることが多いですね」
デープ・スペクター(テレビ・プロデューサー)「事件を起こしても、女性トラブルにはなんの解決にもならないし、自分のキャリアも台無しになるのに」
小倉「小さいころから恵まれた環境で、勉強もできて、医学部に入ったのだろうけど。なんということをしてしまったのだろう」