来客は順調な伸び
すみれちゃんが入社する前の2014年のラーメン店の来客は月2100人だったのが、入社して営業を始めた15年は月2500人、16年には月3000人と順調に伸びている。塩見店長は「『今日はすみれちゃんいないの?』というマダムが結構来られるんですよね。かなり助けられています」。
ラーメン店の営業と男装の麗人とのギャップ。司会の加藤浩次は「店のチラシ配りのために女装しているわけではないんですよね~。もともとこういう人なんですよ」と納得していた。
重層的な歴史の中でさらに新しいものを積み上げていく京都に暮らす人たちの真骨頂。すみれちゃんの生きざまはその一つなのかもしれない。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト