週刊文春にしては突っ込み甘い「乃木坂46橋本奈々未と事務所社長」深夜の関係
ここで「文春砲」をサラッと3本紹介する。今は就活真っ最中だが、昨年(2016年)春に人気企業DeNAを受けたA子が、個別面接を担当した男性社員から、食事をしながら当社のことを知っていただきたいという誘いに乗り、食事のあと居酒屋、バーと飲み歩き、都内のシティホテルに連れ込まれて肉体関係を結ばされたと告白している。
挙句にA子は内定をもらえなかった。週刊文春の直撃に男は性的関係はなかったと否定したが、不適切な行為だったことは認めている。すでにこの男はDeNA辞めているが、会社側も「事実であれば極めて不適切」とし、女性に会って謝罪したいといっている。
私のころには面接官との「食事会」などなかったが、何としてでも内定をもらいたい学生の不安に付け込み、肉体関係を迫るなどゲスの極みである。だが、表に出ない同様のケースがたくさんあると思う。気を付けよう甘い言葉と面接官。
話は変わるが、週刊文春が司馬遼太郎の「桜田門外の変」を原作に漫画「幕末」(森秀樹・作画)の連載を始めた。昔は赤塚不二夫や手塚治虫の漫画を連載したことがあったが、久しぶりで、しかも司馬の原作を漫画にするのは初めてだという。だが、たった8ページ。漫画は最低でもこの倍はなくてはいけないのだが、そうすると特集ページを減らさなければいけない。ヘアヌードと同じように、週刊文春は漫画に手を出すのはやめたほうがいいと思う。
バラエティなどで人気の"百獣の王"といわれる武井壮(43)というタレントがいるらしい。売れない下積み時代が長く、その間に結婚、離婚。その後、付き合った女性からカネを引き出し、返さなかったために貸金返還訴訟を起こされたり、DV疑惑があったりと、なかなか波乱万丈の半生のようだ。
週刊文春のインタビューに武井がこう答えている。<「暴力とかは本当にない。ただ僕に金がないときのことだから、僕の対処も悪かっただろうし、金もないのにそういうこと(複数の女性と関係を持つこと)をしてはいけないと勉強になった。
(中略)いまも女性にはセンシティブだし、アイドルに走って現実逃避したりもする。無茶苦茶、苦い経験ですね」>
売れれば、隠しておきたいことも暴かれる。タレントはつらいな。
次は乃木坂46の橋本奈々未(24)という子の話。乃木坂はAKB48の「公式ライバル」としてデビューしたそうだが、今や本家をしのぐ人気だそうだ。そこで超人気者だった橋本だが、今年2月に卒業したという。所属事務所の初代社長だった村松利亮(53)は大手レコード会社「ソニー・ミュージックエンタテインメント」のナンバー3でもある大物だそうだが、彼と橋本がちょくちょく食事をする姿が目撃されるというのである。それも終わると、必ず運転手付きのハイヤーで彼女のマンションまで送り、ちょっと降りて彼女が中に入るのを見届けると帰るというのだ。村松がいうには、以前にファンが入り込んでエレベーターに乗っていたということがあったのでエレベーターまで送るのだという。
この2人を週刊文春は、村松が橋本を「私物化」しているというのだ。何か他のネタをつかんでいるのかもしれないが、読む限り、週刊文春にしては隔靴掻痒の記事である。