「並んでも買いたい人気パン」ホテル・レストラン卸し専門店が小売り

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   「あさトク」コーナーは並んでも買いたくなる「行列ができる激売れパン」だ。伊東楓アナは東京・板橋に向かう。ここに人気パン屋があるという。オープン前にすでに行列ができて、その先に決してオシャレとは言いがたい「鈴木ベーカリー」がある。

   ショーケースもなく、パンは客から見えないのに次から次へと飛ぶように売れていく。大きな袋に3つ分も購入した女性客がいたが、払った代金は1800円と安い。そう、安さが人気の秘密なのだ。100円以下のパンがほとんどで、最も安いレーズンパンは40円だ。高くても、メープルシロップ入りスペシャルメロンパン130円、パンに串が刺さった焼き鳥パン120円である。

   鈴木ベーカリーはパンの卸売りが本業で、レストランやホテルなど100軒の得意先にパンを配達したあとに店頭販売を始める。だからお店のオープンは正午と遅い。「店舗販売は奥さんの趣味」と言う店主の鈴木敬利さんは、「周りの人への恩返し」と話す。

サクサクのトースト食パン

   宇垣美里アナは栃木・日光の食パン専門店「利(とし)」に向かった。人気は一斤1300円の「プレミアム食パン」で、北海道産小麦粉、沖縄産の塩など国産の材料で作る。おすすめは何もつけずにトーストしてそのまま。「サクサクです」(宇垣アナ)

   日光HIMITSU豚やとちおとめなど地元の食材を詰め込んだ分厚いサンドイッチも人気だ。ただ、営業は土曜日だけ。元プロテニスプレーヤーのコメンテーター沢松奈生子(元テニスプレーヤー)は「焼き鳥パン。あの値段なら私は10個いけますね」とのどを鳴らしている。沢松はこの前のコーナーで肉フェスが紹介されたときも、「お肉ねえ。ごはんと一緒に食べたいくらいです」とコメントしていた。よっぽどお腹が空いていたのだろう。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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