高校野球でナイトゲームは初めてだ。昨夜27日(2017年4月)に行われた春季高校野球東京都大会の決勝「早稲田実業対日大三高」は、早実の清宮幸太郎選手のホームランを見ようという観客が押し掛けると予想され、神宮第2球場から観客席の多い神宮球場に変更して行われた。
午後3時頃には、平日にもかかわらず長い行列ができ、観客席で目立ったのは勤め帰りのサラリーマンなのか、背広姿の男性だった。「ギリギリ仕事が終わって駆けつけました」「ちょうど来れる時間帯だったので」
2万人の観客が押し掛けた。
絶体絶命の9回裏に同点3ラン
試合は乱打戦だった。8回裏、清宮のツーランホームランで早実は13-10と勝ち越したが、9回表に日大三は一挙に7点を挙げて逆転。絶体絶命の早実はその裏に清宮の3ランなどで同点に追いつき、延長12回裏、サヨナラ勝ちした。
司会の羽鳥慎一「決勝でサヨナラ勝ち。すごい試合でした」
清宮は「野球人生でガッツポーズは1回もしたことなかったんですけど、思わず出ちゃいました」と語った。
羽鳥「ホームランを、ここで打つんだという時に打ってるんです」
長島一茂(スポーツプロデューサー)「金属バットの音が違ったね。飛距離は素晴らしい。打ったコースも結構難しいし」
通算84本!楽しみな夏の甲子園
羽鳥が「高校で本塁打84本ですよ。で、過去の高校生はどうだったのかなと・・・」と持ち出したのが、高校3年の一茂の写真だった。準決勝でサヨナラ負けして甲子園には行けなかった。
羽鳥「スタッフがどう探しても、ホームランを何本打ったかが出てこなかった」
長嶋「公式戦では打ってないかもわかんない。練習試合では打ったよ」
羽鳥「清宮さんは84本」
長嶋「俺はゼロ。ガハハ」
夏の甲子園が楽しみだ。